変わったIF文の書き方、って捉えちゃうと難しいと思っちゃうかも知れませんが、所詮は式、って言う認識が身に付くと、プログラミングの仕方の幅が広がるというか、簡単になると思います。
算術演算も比較演算も論理演算もビット演算も変数も定数も戻り値1つの関数も全部式。式は代入文(=)の右側に書くことができて、IF文とかの条件のところにも書くことができると。
IF 1 THEN ~
IF F THEN ~
IF A%/2 THEN ~
IF B*(C==5)>D THEN ~
IF SPVAR(0,0) THEN ~
A==Bのような等号や不等号を行った比較演算はtrue(成立時)の場合は1の値を返しfalse(不成立)の場合は0を返します。そして、IFは条件式部分の値が0以外ならばTHEN以下を実行するためIF A==B==C==D==E==F THEN ~を見てみるとまずAとBを比較して0か1の値になりその値を変数Cと比較して・・・ということを行っています。
そのため仮に「変数A~Fの値が0もしくは1の値しか取らない場合でA~Fの値がすべて1になっているかどうかを判定したい」ならばこのIF文は正しく動作します。
私ならば「変数A~Fの値が0もしくは1の値しか取らない場合でA~Fの値がすべて1になっているかどうかを判定したい」という場合は IF A*B*C*D*E*F THEN ~と記述してしまいますが・・・。
どんな記述方法であっても自分が想定している通りに動けばそれは正解であり、いくらきれいな記述であっても自分が想定しているように動かなければそれは不正解です。
したがって、自分が何をしたいのかが分かっていれば記述方法は無数にあり正解も無数にあるということです。(つまり、そのIF A==B==C==D==E==F THEN ~という1文を見ても正解か不正解かの判断をすることはできない)
完全に動作原理を把握する必要はありませんが、もしも「ちゃんと思った通りに動いているかさえ分からない」というのであればその記述は避けた方がいいでしょう。
余談ですが、プチコン3号の演算は基本的に左側から順番に処理されますが、構文解析は右から行わるため自作関数を使ってIF A()==B()==C()==D()==E()==F() THEN ~という判定を行うと予想外の結果になる可能性もあるので注意しましょう