IF T THEN についてですが、IFというのは条件式がtrue(成立)かfalse(不成立)かでTHEN以下を実行するか否かが決まるというのはご存じだと思います。
しかし、プチコン3号においてはtrueというのは0以外の値、falseというのは0を示します。
要するにIF 3 THEN ~のように0以外の値を記述するとTHEN以下を実行し、IF 0 THEN ~のように0を記述するとTHEN以下は実行しないということです。
このことを踏まえてIF T THENを見てみると「Tの値が0の時はTHEN以下を実行せずTの値が0でない時は実行する」ということが分かります。
今回の場合だと変数Tはタッチ時間を示しており負数になることはないため「画面をタッチしているならばTHEN以下を実行する」という意味のIF文になっています。
これはIF T>0 THEN と記述したのと同じ意味になるのですが、「T>0」の部分の値(論理式の値)がプチコン3号では条件を満たす時には1になり、満たさない時には0になっているのです。
IF文がどんな時にTHEN以下を実行するのかを知っておくと色々な判定をするときに役立つと思います。