画面に表示されたグラフィックページを、簡単にセーブ・ロードするプログラムを作成しました。半ば自分の為にと作ったものでしたが、せっかくなので公開してみようと、プログラムをある程度まとめて、いくつかのサンプルプログラムを用意したものがコチラになります。よろしければご活用ください。 公開キー：【 JB2XDEQV 】 プログラム名：『 PROGRAPHIC 』 なお、３DSの『プチコン3号』でこのプログラムを使用する際は、プログラム中の「XON　WIIU」と記述されている箇所をコメントアウトすることによりエラーを回避出来ます。 やがて来たる「プチコン3号　Ver.3.5.0」 へのアップデート適用後の場合は、おそらくこの操作は不要です。

また、先週仮公開しました「画像加工機能付きグラフィックビューワー」、『CAKKO』のWiiU版はこちらになります。 公開キー:【 4KXXREG3 】 プログラム名：『 CAKKO_WIIU 』 まだ動作チェックが不十分ですので、何かおかしなところやご要望等あれば、今のうちにぜひどうぞ！ 以下、サンプルプログラムの紹介です。

それではサンプル紹介！......の前に操作の説明を。 Aボタン・・・現在表示されているグラフィック面を、名前を付けてセーブします。データ名の末尾には「.GRP」が自動的に付与されます。 Bボタン・・・データ名を入力してグラフィックをロードします。こちらもデータ名の末尾に「.GRP」が自動的に付きます。 Xボタン・・・プログラムを終了します。 Yボタン・・・プログラムを再起動します。「RND()」をプログラムに用いるなど、実行するたびに結果が変わる処理を行う場合は、Yボタン連打で再起動を繰り返すと確認が楽です。 L,Rボタン・・・プログラムの初めに宣言されている変数「PNAME$」をデータ名としてセーブ・ロードを行います。データ名の入力が省略されるぶん、素早く操作が行なえます。 ZL,ZRボタン・・・セーブ・ロードを行います。こちらはデータ名の末尾に「.GRP」が自動的に付きません。

『PROGRAPHIC』なんて御大層な名前を付けましたが、その内容はサンプル等を除けば「セーブ・ロードの補助プログラム」のみです。 元は自分用。易しい補助機能などは一切ありませんのでご了承ください。 このプログラムの基本的な活用方法は...... 「*** RUN! ***」 で囲まれた範囲に、グラフィックを描くプログラムを自分で書く！ ......それだけです！ サンプルプログラムも、「*** RUN! ***」で囲まれた範囲に。 一行につき、一つの動作サンプルとなっています。 行頭のコメントアウト「’」を削除してご確認ください。

サンプルプログラムその１。 集中線！ズキュゥゥゥゥン！！

もうちょっと使いやすそうな感じにも。

な、なんだってー！？ 中心に向かって線が伸びているだけなのに、こうしてインパクトのあるものが出来上がるというのが何ともフシギです。 導線誘導、目の錯覚というものでもあるのでしょうか。

もちろん色も変えれまっせ。

この集中線は、後から別の画像に合成してみても良いかもしれませんね。イラスト作成に使えそうです。

サンプルその２． グラデーション。よこー！

たてー！もちろん色も指定できます。 イラストの背景や、画像加工の素材としても使えそうですね。 このサンプル作成の為のプログラムは、少し無駄に複雑になってしまったかも。もっと簡単な方法もあるのかな。 「サンプルプログラム」と銘打って紹介をしていますが、これらもそこまで御大層なものではありませんのであしからず。 私もまだまだ、試行錯誤の日々です。

サンプルその３。 ドット柄（水玉模様）の作成です。 GCIRCLEと、FOR文さまさまです。

配置パターンその２。 このような配置も簡単に！（プログラミングは大苦戦） これだけでも、１枚の画像として取っておきたくなりますね。 このように、自分で配色することもモチロンできますが......

色の指定に「RND()」を用いると......

Yボタンで再起動するたびに、色んな配色がランダムで作り出されちゃいます！これはプログラムならでは。楽しい！ 普段中々思いつかないような配色が生み出されたりと、インスピレーションの元にもなりますね。 いいな、と思う配色が目に入ったらすかさず保存を！

こういった画像と、先ほどのグラデーション画像を組み合わせてみても面白いですね。

さらに加工するとこのように！ このグラフィックが一番気に入ったので、これを投稿画像に採用したのでした。

サンプルその４．チェック模様。 配色や線の太さ、間隔を指定できます。 しかし、うーん。なんか違うような？

そこで、描写する線に隙間を開けてみたところ、良い感じに！

もうちょっと隙間を空けてみる。おお、それっぽい！

同系色でまとめると更にそれっぽさが増しますね。

そこに、なんとなく加工で「ぼかし」を入れてみた所......あっ？ すっごくチェックっぽいーー！？ これは完全に予想外でした（笑） 偶然から生まれるものがあるというのも、プログラミングの楽しみですね。 と、このように相変わらず「行きあたりばったり制作」なのでした（笑） 何事も「計画通り...!!」といけば良いのですけどね。 私の場合は、とにかくトライアンドエラーです。とにかく実行！

↑を更にもういっちょ加工してみたもの。 これも投稿画像の候補でした。

サンプルその５。 これは用意した画像に変化を施すもので、Miiverseからでは凄く分かりづらいと思うのですが......なんと！画像の質を落とすことができるんです！その名も「DOWNGRADE」関数！ これがあれば、JPEGで画像保存して拡大表示したときに感じるようなあの残念っぷりを、プチコン上でも手軽に味わえるという......!? 誰得なんだこれ...... いやほんと、いつ得するのかは分かりませんが、出来上がってしまったものはしょうがないですよね。ね！ 本当は別の効果を期待して作成したものなのですが......見事に失敗作が生まれました（笑） 意図的にレトロ感を出す演出に使えなくもない.......かな？処理の重ねがけをすればより効果Upです。ダダダダダダ、ダウングレード！

サンプルその６．最後です。 プチコンということで、もちろん文字も画像として保存可能。 このプログラムは、ほしけんさん(NNID:Hosiken)作成、えいださん(NNID:eida_s)修正の「プチコン漢字ライブラリ」を内蔵しています。そのため、プログラム単体で「GKNJPRINT」などライブラリ関数を使用しての文字表示が可能です。 もちろん、おなじみの「GPUTCHR」と新しい「GPUTCHR16」も使えるぞ！ ......というサンプルでした。こちらも後から別の画像に合成したりと、使い方も多そうですね。 そして、このサンプルを作成していて気付いたことなのですが......

WiiU対応解像度　XSCREEN　6　で「プチコン漢字ライブラリ」を使用した場合。X座標、約500以降。画面の右端に文字を表示することが出来ないのかもしれません。 一つ上の画面写真でも、青い文字が「プチコンB」で途切れちゃっていますね。 .......これは、私のミスなのか、ライブラリ側の仕様となるのか、プチコンBIG自体の不具合なのか。 そこで、とりあえず「GOFS」で画面表示をずらしてみようとしたところ、ナニカオカシイ。 どうやら、プチコンBIGでは、GOFSが完全に機能していないっぽいです。う、うそだろ......

もしかしたらどちらも私の勘違いかもしれないので、ご報告に迷います。 どちらにせよまだ検証不足、そして残りコメント数不足！なので公式へのご報告はまた後日に。 どなたか「できたよー！」というご報告があればぜひ今のうちに、私に届けて頂ければ幸いです。

一つ投稿し忘れていました。 水玉模様を作ろうとしたら、間違って生まれてしまったモノ。 これはこれで面白いですね。

と、またまた長くなってしまいましたが、これで残りコメント数ラスト！終了です。 プログラミングでグラフィック。いかがでしたでしょうか？ このサンプルプログラムも、数ある可能性のうちの一つ。みなさんもプログラミングでなにか良い模様などが出来上がった際には、こうしてプログラムの中身や公開キーをお披露目してみると、案外楽しいかもしれませんよ。 以上、 最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。

うわー！素晴らしく僕得なプログラムです！後程ダウンロードさせて頂きますねー。イラストレーション以上にパターングラフィックは好物なんです。 特にダウングレードなんて痒いところに手が届いててかなり大好きです。 まだ正直プログラムで描画の下りがピンと来てませんが、画質を落とす度に得られるエッジ（輪郭がギザギザしていく感じ）が想像通り得られるなら、ニッチなグラフィックをこれでもかと作れそうです！ プログラムの練習にも使わせて貰いますねー!

>> タケオヤスミ さん さっそくDLしていただきありがとうございます！前述の通り、半ば自分用に作成したものではありましたが、こうしてご高評を頂きありがたい限り。公開してみてよかったなと感じております。 そして、あの「ダウングレード関数」がまさか評価されようとは......!! まさに、「捨てる神あれば拾う神あり」ですね（笑） ぜひぜひ存分にご活用ください。 このプログラム自体はわりと単純な作りですので、プログラミングの学習など、そうした方面でも何かしらのお役に立てましたら幸いです。 もちろんプログラムの改変などもご自由にどうぞー！

スレチかも知れませんが… 過去にあった音楽サロンを復活させて欲しいです… その時期ちょうどプチコンできなかったので… わがままですいません…

>> H a r u ☆ さん 誠に申し訳ありませんが、今すぐのサロン復活は私にとって大きな負担となってしまうため、お断りさせていただきます。 もちろん、「プチコン音楽サロン」は私の専売特許ではありませんので、引き継ぎたいとお考えでしたら、それはご自由にどうぞ。 私がサロン投稿に使用した画像は、私の作品集である『ALLWORKS_RWI_B』内のプログラム、「MAKE_COVER」にて簡単に作成できますので、よろしければそちらもご活用ください。 諦めるのは、最善を尽くしてからでも遅くないですよ。

勝手なことを言ってすみませんでした！ 自分で音楽サロンを建ててみようと思います！ 画像ありがとうございます！

CGきれいですよね、手で描くと中々つらいし笑 若干単調な画像が多い気もするから三角関数など使うと幻想的なグラフィック描けそうですね

新年あけましておめでとうございます！ sin波ひとつでも多彩な表現が可能ですよね。 というわけで2017年、初プログラミングです！

プログラムなので、実行する度に出力結果も変わるのが面白いです。

いっぱい重ねてみたり。

一色にしてみたり。

カッ!!

グラデーションで色付けを。 以上！ プログラミングの可能性は無限大ですね。