ファンクションキーを押したときの挙動が違うと思ったら、文字コードが違ってた。

改行が2種類ある…?

CHR$(10)とCHR$(13)は機能が違いますね。 CHR$(10)　次行に改行して続けてコマンドなどを記述できる。 コマンドとコマンドの区切りとなる。 CHR$(13)　ENTERキーを押す動作と見なされそれまでに入力された コマンドを実行する。画面表示をすると[<┘]が表示される。 KEY 1，"CLS"+CHR$(10)+"FILES"+CHR$(10)+"BEEP 8"+CHR$(13) これで違いが分かると思います。

CHR$(13)について書き忘れました。 CHR$(13)以降に書いた内容は処理されない。 KEY 1，"CLS"+CHR$(10)+"FILES"+CHR$(10)+"BEEP 8"+CHR$(13)+"PRINT "+CHR$(34)+"BEEP 8"+CHR$(13) BEEP 8までは処理されますが、CHR$(13)以降のPRINT "BEEP 8"は 処理されません。

なんだかんだでパソコンの改行もそんな感じである CR(13) LF(10) CR+FL 物によって改行コードが違ってトラブったり。

確か CRはキャリッジリターンと言って一行下に進む制御コード。 LFはラインフィードと言って、カーソルを行頭に移動する制御コードです。 なのでコンソール画面ではCR(一行下) +LF(行頭)で普通の感覚での改行となります。 が、大体リターンキー(ENTER キーともいう)を押すと、CRが入力されて改行したり、コマンドが実行されたりします。 一般的なファイルでの改行コードは、Windos系ではCR+LFの2文字で改行。 UNIX(Linuxも含む)系では、LF一文字が改行となります。 CR一文字で改行となるのはMAC系らしいです。(MAC系は扱ったことがないので話に聞いただけ^^;) プチコンの場合、今回のようにコマンド入力の場合、CHR$(13)でCRを指定しなければなりませんが、ファイルやコンソール、ダイアログではCHR$(10)のLF、CHR$(13)のCRのどちらでも良いようです