それでも、日本語でプログラミング言語を作ろうという試みは何度か行われていて、その中の1つに『ぴゅう太』のG-BASICがある。 このぴゅう太というパソコン、PRINT命令は『カケ "コンニチハ"』という風に日本語で命令をするというものだったが、単純に命令を英語から日本語に置き換えただけで、見にくい事に変わりないという代物だった。 ちなみに、PC-8801というパソコンでは、N88日本語BASICという名のBASICが搭載されていて、最初それを見た時、「…ま、まさか、あのぴゅう太みたいなBASICなのかっ!?」と戦慄を覚えたものだった。 実際は、ひらがなやカタカナの他、漢字といった『日本語』をプログラム内で自在に扱う事が出来る(命令は従来の英語)という意味だったので、内心ホッとしたが。