勿論、斯んなアセンブラを記述する事は先ず無いでせうが、自分で 1+2 の様な処理をアセンブラで記述する時、スタックを使用する事は先ず有りません(此れは、スタックを用いて処理しては行けないと謂う意味では有りません)。 ①の場合8クロック、②の場合9クロックの処理と成ます。処理速度を最重視した場合、①と②では、①の方がより其の目的を果たした記述と成ります。併し、1+2 では無く 1+1 の場合なら、②の記述では、INC命令を1個減らす事が出来るので、7クロックと成り、②の方がより其の目的を果たした記述と成ります。 因みに、PUSH命令はレジスタの場合10クロック、メモリの場合16+EAクロック、POP命令はレジスタの場合8クロック、メモリの場合17+EAクロックと成ります。スタックを用いた場合の総クロック数は貴方自身で確認して下さい。