『みんなで集まってRPGやAVGを作ろう』というプロジェクトは、昔からよく見かけるのですが、ある人はそのゲームに関する設定ばっかり出して、またある人はキャラクターの立ち絵や様々な表情を出して…というような感じで、素材だけは集まるものの、それをまとめあげる人が現れず、結局自然消滅していくパターンというのが多いです。 こういったプロジェクトにおいて、プログラマーというのは骨組みを作る立場で、絵や音楽やシナリオはそれに肉付けをしていくようなもので、骨組みが無いまま肉付けだけしても、すぐに崩壊してしまいます。 プログラマーというのは、絵や音楽の才能が無くても、『そのアイデアをどんな形にしたいか』というのを見せられるというのが強みで、必要な物・要らない物・出来る事・出来ない事を取捨選択しながら骨組みを作ります。 絵や音楽のような肉付けが欲しいと感じるのは、その骨組みが出来上がってからの話です。