ここで問題なのが、送信側は5というデータを送ったつもりでも、受信側は必ずしも5というデータを受け取れるとは限らないという事。送信側では5Vだったのが、ケーブルを伝わる途中の電圧降下により、受信側では3.7Vとかに落ちてしまうという事もあり、これでは正確なデータを受け取る事が出来ない。 そんなこんなで、どうすれば5Vの電気を5Vのまま送る事が出来るかというのを世界中の技術者が悩んでいる中、日本の企業は、ものすごい努力を積み重ねて、全く電圧が変化しないケーブルの開発に成功し、世界中を驚かせる(あくまで例えばの話で、実際は全くなんて出来ないだろうけど)。 そして、安いが信号が劣化しやすい海外製のケーブルよりも、高くても信号が劣化しにくい日本製のケーブルの方が支持され、MADE IN JAPANは世界中にはばたく事になる…というのが、日本のモノづくりの典型的なパターンだったりする。