「分からない」と嘆くだけなら誰にでも出来るだろう。しかし彼は、恐らく誰に聞いても分からないような事を、「分からないけど、多分こうなんじゃないか」と試行錯誤し、その試行錯誤の結果が、グランツーリスモという形で実を結んだ。 多分、ゲーム作りで一番必要なのは、「分からない」の先を、自分自身の手で切り開いていく力なんじゃないかと思う。