内耳の奥に蝸牛というカタツムリみたいな器官があり、中は液で満たされており、その壁に有毛細胞という音を感じる細胞があります。
有毛というくらいで毛が生えています。
蝸牛に音が届くと液が振動を伝え、するとこの毛が震えて、細胞は音を感知します。
ものすごく強い音が鳴ると、その衝撃でこの毛が壊れることがあり、そうすると音響外傷という難聴になります。
物理的に破壊され、再生もしないので、一生治りません。
この音響外傷の原因の一つがイヤフォンで大きな音を聞く行為です。
音割れとは自然なサインカーブがひずんで矩形波になる現象ですが、この矩形派というのは高い周波数成分をたくさん持っています。
波のエネルギーは周波数に比例するので、ひずんだ音はエネルギーも大きいわけです。
ますます有毛細胞が壊れるリスクが高まるというわけです。
2そうだね プレイ済み