WHILEは、直訳すれば「~の間」という意味で、ある条件が成立している間だけ、何回でも処理を繰り返し続けたいという時に便利な命令です。
例えば、FOR文の場合、
FOR I=1 TO 10
INPUT A
PRINT A*2
NEXT I
…と、10回処理を繰り返した時点で、必ず終了してしまいますが、WHILE文を使うと、
WHILE A!=999
INPUT A
PRINT A*2
WEND
こうすると、INPUT文で999が入力されていない限り、処理が回り続ける事になり、999を入れた時点で、ループから抜けて終了します。
WHILE~WENDのほかにもREPEAT~UNTILというループ命令があります。これは条件が成立しないときにループを続け、条件が成立するとループを抜け出します。また、条件判定はループの最後にするので、UNTILまでの命令は必ず1回は実行することになります。
REPEAT
INPUT A
UNTIL A==999
これは999が入力されたら抜け出し、それ以外は回し続けるループです。