パーは、すべてにたいして中立な効果がある。どんなに迷っていても、どんなに衝動的になっても、出るときは出る役職(ロール)だ。これにより、駆け引きをさらに熱くさせる要素となっている。確率が極めて高いのが眠いとき。眠いときはグーも出やすいがパーが結構出る。 チョキは、悩めば悩むほど出現確率が上昇する。複雑な手の形をするチョキは、給食のプリンじゃんけんなどの白熱した勝負では出現確率が少ない。かといって侮るなかれ。チョキを出そうとずっと前からやってきた、つまりチョキを癖、ルーティーンとしたプレイヤーはいかなる状況でも出す。 グーは、衝動的なロールだ。さあじゃんけんするぞというようなパッと勝敗を決めたいと思うと、人は自然に出すものである。 そこで、作者に質問だ。時間経過で乱数ルーチンにチョキを出す確率を高める、すぐプレイヤーが選んだときはグーの確率が高まるなどの要素を取り入れてはいかがだろうか。