ゲームで乱数を使うのって難しいですよね。 例えば、「確率10%で当たり」という場合。10回サイコロを振ったら1回くらいは当たりが出る、というのが理想ですが、実はそうはならないのです。 「大勢の人がサイコロを振って、当たらなかった人だけが次のサイコロを振る」と考えてみましょう。 1回振って当たらない人は、最初の人数×0.9 2回振って当たらない人は、「最初の人数×0.9」×0.9 3回振って当たらない人は、「「最初の人数×0.9」×0.9」×0.9 そう考えていくと、10回振っても当たらない人は、0.9^10=0.348。 つまり、約35%の人は、確率10%のサイコロを10回振っても一度も当たらないんです。