BiQuadフィルタでできることは、基本的に「高音を遮断して低音を通す」か「低音を遮断して高音を通す」のどちらかだけです。 ただ、例えば「100Hz以上の高音を通すフィルタ」と「1000Hz以下の低音を通すフィルタ」を組み合わせると「100Hz以上1000Hz以下の帯域を通すフィルタ」ができあがります。 こんな感じで、BiQuadフィルタを直列に組み合わせると、どんな特性のフィルタも作ることができます。ただし、組み合わせせるBiQuadフィルタの数が多くなるほど、演算速度は遅くなると思います。