亦、OR演算子は、被演算数と演算数の夫々同じ桁(位)のビットを加算(論理和)する演算子で、孰れかのビットが1の時に1と成り、其れ以外は0と成ります(1+1→1、1+0→1、0+0→0)。従って、9と1をOR演算すると、下記の様に成ります。 0000000001001(9) 0000000000001(1) ------------- 0000000001001(9) OR演算は、飽く迄も同じ桁(位)のビットの状態を調べる物で、算術加算の様に、桁上がりは仕ません。『有る』と『有る』は勿論『有る』、『有る』と『無い』でも二人合わせれば『有る』、『無い』と『無い』で本当に『無い』と謂う事です。 一般に、AND演算子は、調べ度いビット以外を0に設定して隠す目的で使用されるのでマスク演算子、OR演算子は、特定のビットを1に設定する目的で使用されるのでセット演算子とも呼ばれて居ます。