3行目では、そのかけられる数×かける数を計算して表示しているが、ここでちょっとしたPRINT文のテクニックを。 PRINT文は、文字や計算結果を表示した後、通常はそこで改行(カーソルが一段下に下がり、その先頭行に移動)するが、最後に";"(セミコロン)を付けておくと、改行を行わずに、カーソルがその位置に留まってくれるのだ。 通常、セミコロンは、 PRINT "A=";A …みたいに、文字と変数をくっ付けて表示したいという時に使われるが、こうする事で、1の段みたいな段が変わらない限り、どんどん横にくっ付けて表示させる事が出来る。 ただし、そのまま横にくっ付けてしまうと、 123456789 …みたいに、どこで区切られるのか分からないので、スペースを1つ分空ける事で見やすくしている。 そして、1つの段が終わった時点で、5行目の何も表示しないPRINT文を置き、ここで改行させるという訳だ。