考え方としては、まず1の段、1×1、1×2、…1×9というような感じで、1にかける数字を1から9まで9回分ループさせる。 それが終わったら、今度は2の段でも2×1、2×2…、それが終わったら、今度は3の段、4の段…と、9の段まで同じように繰り返す。 2行目~4行目のループで、変数Yに入っているのが『かける数』、1行目~6行目のループで、変数Xに入っているのが『かけられる数』(段の数)。 このように、繰り返したい処理をひとくくりにして、その繰り返したい処理の外側に、もう一つのループを作っていくのが、多重ループになる。 ただし、ループとループが交差したり(Yのループの中にNEXT Xが入ったりする状態)、ループの中にいきなりGOTO文で飛ばしたりしてしまうと、正常に動作しないので注意しよう。