反射は、大きさをとりあえず無視すれば、鏡で反射する光みたいな話。 とりあえず垂直な壁で考えます。 図の左下からやってきた玉は、壁が無ければそのまま真っ直ぐ進みます。 ところが壁があれはそこで鏡のように反射して、左上方向へと向きを変える。 反射による減衰がなければ、図のように反射点から上は二等辺三角形になる。 壁が無かった場合の到達点と、反射した場合の到達点の y 座標は同じ。 x 座標は壁を中心に、同じ距離だけ壁から離れている。 だから、壁が無かった場合の到達点座標を求め、x成分についてのみ壁からの変位を引いてやればいい。 反射により減衰する場合、反射角度は変わらず、単に到達距離が短くなる。 反射点から見て、減衰しない場合の到達点を (dx,dy) とすれば、減衰する場合は係数 0.8 を掛けて (0.8dx, 0.8dy) とすればいい。