(1) そのグラフと原点に対称なグラフ(y=-x^2)を脳内に描いてください。 (2) その逆U字のグラフを、y軸を軸に 90 度回転してください。結果は三次元のグラフになります。 逆U字の半分は画面から飛び出して、残り半分は画面の奥に引っ込む感じになります。(わかりますかね?) (3) (2)のグラフを元の y=x^2 のグラフと合体させてください。 (U字のグラフの頂点同士がくっついたグラフになります。ただし下半分は90度ねじれてくっついている) これが x が複素数の時の y=x^2 のグラフ(がこの世に交わったグラフ)になります。 U字がx軸より上に行くと実数の範囲では「解なし」になりますよね。 複素数まで解に含めると、下半分の逆U字はx軸ではないけれど、y=0という平面と二つの交点を持ちます。この交点が虚数解になるというわけです。(イメージできるかな?)