ここで、あるルールを元に、この2進数を音声に変換してみる。 ・2進数で"1"…「ピー」という高い音 ・2進数で"0"…「ポー」という低い音 これをBGMPLAY命令を使って鳴らすと、01000001だったら、「ポーピーポーポーポーポーポーピー」という音になる。これが人間には分からない位に高速で切り替わるので、「キョロキョロロロロロ…」という耳障りな音に聞こえるのだ。 単純に音として鳴らすだけなら何の意味も無いが、これを録音出来る機械を使って録音するとどうなるか。一度録音したものを再生させれば、いつでも「ポーピーポーポーポーポーポーピー」という音が流せるようになる。そして、これをコンピュータに解釈させると、01000001というデータに戻す事が出来る。つまり、『音声』を使った外部記憶装置になるのだ。