初心者講座[第12回] ・繰り返し処理を行うプログラム(2)

今回はWHILE～WEND命令を紹介します。 WHILE　条件式 　繰り返す処理 WEND 条件式が成立している間、繰り返します。

前回はFOR～NEXT命令を使って 「コンニチハ」を30回表示する プログラムを作りましたね。 これをWHILE～WEND命令を使って 同じ内容のプログラムを記述すると 写真となります。

上のプログラムの解説 1行目:画面に表示されている文字を消去する 2行目:COUNTという名前の数値変数を宣言 3行目:COUNTに初期値として0(ゼロ)を代入 4行目～7行目: 　　　COUNTの値が30より小さいか判断 　　　30より小さいならば 　　　　コンニチハと画面に表示して 　　　　COUNTの値を1増やします 　　　30以上ならば 　　　　繰り返すのをやめます 8行目:プログラムを終了させる

上のプログラムを実行して画面に表示された コンニチハの数を数えた方はいるでしょうか? 実は数えてみると30ないのです! それは画面に表示出来る行数には限りがあり 前に表示した文字が見えなくなっているのです。 本当に30回表示したのか? 確認する方法があります。 5行目を 　PRINT　"コンニチハ";COUNT+1 に変更して実行してみてください。