複数発生させて平均を取れば平均付近の値が出やすくなるということは平均付近を離れた値は出にくくなるわけで乱数の発生回数によって簡単ににじみをコントロールできるというわけです。 どれくらいが適切なのかは考えてもすぐには出てこないため実際にプチコンBIG上で動かして確かめてみました。 発生させる乱数の数によってどの程度変わるかはプチコンBIGで確かめたところ1ドットあたり4回くらいがちょうど良い感じに思えました。 この「にじみ処理」はかなり重い処理となるわけですが、簡易毛筆QSPでは線形補間の処理(ペンを速く動かした場合に線が途切れないようにその間を埋めていく処理)を1ドット単位で行っていたのに対して「簡易毛筆 for U」はブラシの半径分の線形補間(これより大きいと隙間ができてしまう)によって処理落ちせず60fpsをキープできました。