(続き) というわけでこのプログラムにもまだ高速化の余地が残されているのですが、このプログラムの最大の特徴はループ1回あたり配列の読み出しが1回のみということです。配列はプチコン3号やBIGにおいて非常に大きなボトルネックになっていてこれを減らせることがこのプログラムの最大の特色となっています。 回転だからといって普通に回転行列を使ってしまうと配列を使った演算を多数行う必要がありそれが低速化へと繋がります。 普通に計算すると12844回のループ回数が必要ということは12844頂点の3Dモデルの回転と同じだけの演算量となります。これは立方体を1606個回転させるのと同じだけの演算量になるため実際にプログラムを作らなくても非常に重い処理であることが簡単に分かることでしょう。 (下記に続く)