当たり前のことですが、最も重要な原則は、自分と対象の間の距離と、対象の見かけの大きさは、互いに反比例する、と言うことです。 要は、AとBが同じ大きさだとして、AがBの2倍遠くにあるなら、Aの見かけの大きさは、Bの半分になるわけです。 太陽と月は、見かけ上、大体同じ大きさに見えますよね? 実際は、太陽の直径は約140万km、月の直径は3,500kmで、その比率は約400:1。 一方、太陽-地球間の距離が約1億5000万kmであるのに対し、月-地球間の距離は約38万kmであり、その比率はやはり400:1。 距離と見かけの大きさが反比例すると言うのが、これでお分かりいただけると思います。