しんいちさんから簡易GPSの提案があった際には簡易分度器QSPではどれだけ正確に測っても1~2度の誤差が出てしまうし、下手をすると5度以上の誤差が出てしまうということでGPSを作れたとしても精度は話にならないレベルになりそう(東京で計測しても日本のどこかを示すレベル)になりそうな感じだったのですが、簡易水準器QSPを作ることで一転しました。 簡易水準器QSPはジャイロの蓄積誤差から逃れられない簡易分度器QSPと比べて誤差が出にくいのに加えて水平基準での計測がデフォなので誤差そのものが小さい(きちんと測れば誤差を1度未満にできる)というメリットがあります。 したがって、簡易水準器QSPが簡易GPS QSP制作の足がかりになったと言っても過言ではありません。 これによって南中高度をきちんと測れば東京であれば東京近郊を示すレベルになりました。(地図上で言えば1ピクセル以内の誤差)