ATAN(TY-120,TX-160)をATAN(120-TY,160-TX)のように引く順番を入れ替えるように記述した場合に180度プラスしたような効果をなぜ得られるかというと下図のようになっているためです。 ただし、差分とATANという2つの要素が絡むためもしかすると理解するのが難しいかもしれません。 その場合は単純な数直線で考えてみたらよいと思います。 例えば7-3=4というのは基準点3に対して+4の位置であり、3-7=-4というのは基準点7に対して-4の位置であることが分かります。 数字の大きい方が東、小さい方が西と考えると起点から終点に向かう場合7-3(座標3から座標7に移動)では東に4km進み、3-7(座標7から座標3に移動)では東に-4km(=西に4km)進むということで起点と終点を入れ替えることで進む向きが反対方向になるのが分かるでしょう。