調べても資料がみつからなかず、憶測を含みますが、もともとスプライトは、少ないメモリやマシンパワーで、高速に絵を動かすために開発された技術だと思います。 コンピュータが画像を生成する方式として、おおまかに分けるとラインバッファ、フレームバッファの2つに分けられますが、一般にスプライトと言うと、ラインバッファによる描画を指します。 フレームバッファは、画像を1ピクセルずつ生成していく方法で、全てのピクセルデータをメモリーに確保する必要があるため、より膨大なメモリー(320x240x16ビットの場合で150KB)が必要です。 一方のラインバッファによるスプライトは、仮に同じ16ビット色としても、スプライトの画像データ(16x16x16ビットx256種類=128KB)、スプライトの位置や色、参照する画像の番号を保存する領域(数バイトxスプライトの枚数)と、より少ないメモリーで済みます。