周波数成分の抽出原理について興味があれば、フーリエ変換(基底関数はsin,cosのみ)とか、ウェーブレット変換(基底関数をsin,cosに限定しない)を調べるとよいかもです が、ぶっちゃけて「感覚的に」説明しますと。。。 例えば、1.1Hzのサイン波(調べたいデータ。図の赤線。)と1Hzのサイン波(検出したい周波数。青線。)みたいに、ちょっとだけ周波数が異なる二つのサイン波があったとします。 この二つのサイン波を、掛け算(白線)しながら積分(灰色部分がX軸より上なら面積分足す、下なら引く)していき、これを「積分した時間Tで割って」みます(黄線)。 すると、値はだんだん0に収束していきます。 何故かというと、周波数が少しでもずれてると、掛け算した曲線の灰色の部分はX軸より上と下に交互に現れるので、プラスとマイナスで打ち消し合っちゃうからです。