実数型(浮動小数点型)だと2の累乗分の1単位で表記可能な小数以外は誤差が出てしまうため処理系によっては通貨型などが用意されていますね。 ちなみにポケコンでは基本的にBCD演算だったので0.1のような小数でも誤差が発生しませんでした。 とはいえ、小数点以下の消費税をどのように処理するかというのは法律では明示しておらず切り捨てでも切り上げでも四捨五入でも良いことになっています。 したがって、プチコンで汎用的な消費税価格の計算プログラムを作る際には「1円以下の誤差は含んでいる」というのを仕様にしておくと楽です。(ちなみに私が作った簡易関数電卓QSPでの税込、税別価格の計算はこの仕様) とはいえ税込と税別を計算して整合性が取れるようにはすべきですね。 正しく計算するため「切り捨て」「切り上げ」「四捨五入」が選べるようにすると演算誤差を考えなくてはならないため難易度が大幅に上がります。