素早くタッチペンを動かして描いた場合に線が途切れてしまうのは「タッチ情報の更新は1フレームごと」であるためです。 つまり、1フレームで10ドット分ペンを移動させたら10ドットの隙間ができるわけです。十分に太いペンならばその隙間が埋まるため気にならないですが、太さが数ドットの線では途切れてしまいます。 1フレームあたり1ドット以下の速度でペンを動かしていけばこの問題は起きないですがそれだとまともに描くことができません。 そこで、このプログラムでは1フレームにペンを動かしたドット数分だけループを行い1フレームで何ドット分動かしても内部的には1ドット単位で塗りつぶし円を描画していくという方法を採ることで線が途切れるという問題が起きなくなっています。 端的に言えば線形補間をしているということです。