初心者向けにBLINE命令の動作原理の簡単な解説をしておきます。 線の太さを自由に設定できるペンを作るためには塗りつぶし円描画プログラムを作る必要があります。(四角ペンで良ければGFILLを使ってもいいし、太さの微調整ができなくて良いならばGPUTCHRを使ってもいい) 塗りつぶし円の描画アルゴリズムは多数ありますが、このプログラムはその中でも最もシンプルなものを使っています。 それはGCICLEで円を描いてそれをGPAINTで塗りつぶしているだけです。 これだとすでに描画されている上にGCIRCLEで描画した場合に境界が不明瞭になり塗り漏らしが生じてしまいますが、特定の色を境界色に設定しその色でGCIRCLEで円を描きそれを基準に塗りつぶしその後で本来の描画色でGCIRCLEで円を描いています。 これによって塗り漏らしがない「塗りつぶし円」を描画可能になります。