以上で下準備は終了です。次はFFTですが、 FFT ORE,OIM,IRE,IIM:ARYOP #AOPMUL,ORE,ORE,ORE これだけです。これだけで、配列OREの中に、どの周波数成分の音がどれだけ含まれるかという情報が格納されます。 具体的には、ORE[8191]が、8180Hz(サンプリングレート)の音の強さ、ORE[0]が0Hzの音の強さを表します。ORE[4096]は8180Hzの半分、つまり4090Hzの音の強さ、ということになります。ますはこれに従って、横軸に周波数、縦軸にORE[]としてグラフを描いてみましょう。 ちなみに、FFTでは、配列の半分より上のデータ(この場合は要素番号が4096以上のデータ)は正しくありません。これはいわゆる「標本化定理」というものですが、まぁあまり深く考えず、そういうものだと思ってください。