バイドは大きく揺らぐ。大きく抉れた痕が更に増え、もう少しで崩壊しそうである。 そして最期を悟ったのか、正面に膨大なエネルギーを集めはじめる。それは極度の密度になるよう押し込んでいるようで、白く光りだしている。 ラスト「……波導砲か?」 リップル「そんなレベルのものじゃないでしょう……空の流れ方が変わってますから、ここにいるのもそうとう危険ですね」 アンティラ「じゃあ、最後にパパッと片付けてしまいましょ!」