主人公はとある田舎村に住んでいた。 彼の家は何代も続く戦士の家系で、一振りの剣を家宝として受け継いでいた。 彼は生活費を稼ぐため、都会である王国へ出向き、兵士として雇ってもらうことにした。 大広間にて王様に謁見し、その腕をアピールするために家宝の剣を見せた途端、王様の目の色が変わった。 「その剣は、かつて我が国の王を殺した呪いの剣。我が国にその呪われし剣を預ければ、そなたが持っていたことは大目に見よう。」 断れなかった。 その場にある空気から、断れば王国を挙げて命を狙われただろう。 手放してしまった家宝の代わりに、 王国兵士になることを許され、新たな装備を受け取った。